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2021.07.28

美術・家庭科のスクーリング

今週は、「美術」と「家庭科」のスクーリングを2・3年生の各クラスで実施しています。

受験を考えると、どうしても受験科目に関連する科目に意識がいきがちです。

しかし、高校を卒業するためには必要な科目ですので、避けては通れません!

しっかりと取り組んでもらいたいと思っています。

 

家庭科の授業の一場面。
集中して取り組んでいます!

 

 

ところで、「美術」のレポートには、毎回デッサンの課題があります。

実は我々教員は、美術のデッサンの課題を楽しみにしています。

 「字は人を表す」とは昔からよく言われますが、「絵」もまたその人を表しているように感じます。

 「この絵を見ると、何かモヤモヤしていることでもあったかな?」

 「この絵は上手だなぁ」

 「これはノリノリで描いたな?」

 「手を抜いたな、この絵は…」

美術のレポート提出の際には、このような会話が交わされていたりします。

 

このようなやりとりをしていると、改めて通信制のレポート課題の重要性を感じます。

近年はICT教育が進み、またコロナ禍ということもあり、全てをネットで行なう通信制が増えてきました(本校も少し足を踏み入れていますが…)。

出席日数が少ないからこそ、レポート課題の添削は生徒たちとの一つのコミュニケーションをとる大事な手段だと、我々は考えています。

日々、レポート課題の採点に追われながらも、一人ひとりの生徒のことを考えながら、ペンを走らせています。

 

 

国語科の教員の職業病でもありますが、私はレポート課題の内容(も、もちろん大事ですが…)よりも、「字」を見てしまいます。

  「綺麗な字だなぁ」、「読みやすい字だなぁ」、「特徴のある字だなぁ」…

このような字を見ると、採点も気持ちよく進められるのですが、

  「あ、提出日最終日に慌ててやったな…」、「いつもと字が違うなぁ、何かあったかな…」、「読みにくい…」

と、思うこともあり…。

しばしば、それぞれの生徒を思い、採点に時間がかかってしまうことも…。

 

字が綺麗で読みやすいから大学に合格する、というわけではありません。

しかし、「字で自分の印象が決まる」という側面は間違いなくありますので、どのような時でもしっかりとした字を書くことを心がけて欲しいと思います。

 

(国語科 立桶)