スクーリングの後は部活動！～軽音楽部～

本日も、毎週土曜日恒例のスクーリングが行われました。今日は1年生と2年生という、いつもとは違う組み合わせの登校日となりましたが、生徒たちは梅雨にも負けずしっかりと授業に臨んでいました。

常々感じるのですが、スクーリングに来る生徒たちはとてもいい表情をしています。数少ない貴重な登校日を本当に大切にしているのが、ひしひしと伝わってきます。様々な事情で通信制を選択し、その中で充実した高校生活を精一杯送ろうとしている生徒たちを見ていると、私たち教員も彼らの思いに全力で応えなければと、決意を新たにするのでした。

そんな中、先週から部活動も再開されました。スクーリングとはまた別の、もう一つの「お楽しみ」の時間です。先週のバスケットボール部に続いて、今日は軽音楽部の様子をお伝えします。

通信制軽音楽部は、全日制と合同ではなく、独自に活動しています。そもそも軽音楽は吹奏楽とは異なり、個々のバンド単位での活動が基本なので、活動場所の視聴覚室も貸し切りのスタジオのようです。今年度は有望な1年生部員が多く加入してくれたので、にわかに活気づいてきました。先輩たちもうかうかしてはいられないようです。

楽器・機材ですが、ギター・ベースは原則自前で用意してもらいます。ドラムセットとキーボード、アンプ類は、全日制の軽音楽部と共用しています。曲はコピー・オリジナルを問わず、オールジャンルで自分たちがやりたい曲をやる、要するに楽しんでやること、これが大原則です。

今日はバンドメンバーの振り分けをして、その後おもに楽器初心者に経験者が教えるという形で、部員同士のコミュニケーションを深めました。今後は各バンドがお互いに刺激しあって、より一層「音」を「楽」しめるようになってくれるでしょう。

（軽音楽部顧問　蒔苗）