思いを巡らせて

生命がどのように誕生したか研究が進んでいます。ニュースではアメリカ・イギリスの研究者の新たな生命誕生に関する論文が取り上げられていました。

誕生当時の地球環境を推察し、数種類の元素に対し、加熱や放電などの影響で生命体は形成されるか確認する実験も行われていますが、未だ確認されていません。そのためパンスペルミア説も支持されています。

しかし、最初に誕生したとされる生命体は単純な構造をもったものと知られていますから、私たち人間などに進化した過程を考えると驚きますね。

今回のニュースを見た時、来年度のスクーリングで取り上げようと思った一方で、さまざまなことができる人間で誕生し、その能力を使えているのか自問する機会ともなりました。

人間の存在意義や自分の存在価値とは何かといった哲学的なことではなく、人間に生まれてきたからこそ考えることができる、この喜びを今後も多く経験したいと感じたニュースにもなりました。