Education
教育について
スキル 思考力
思考力:テーマ 1 筋道を立てて問題解決策を構築する力
- Level 01
- 自分達が直面する問題に対して有効な解決策を思いつかないことが多く、意見を出す場合でも他者の意見に対する賛成反対にとどまることが多い。
- Level 02
- 自分達が直面する問題に対して解決策を考え、提案することはあるが、単なる思い付きレベルの意見が多く、反対する意見を出されると簡単にいい負かされることが多い。
- Level 03
- 自分達が直面する問題に対して解決策を出す際は、論理的に矛盾が無いかどうか、目指している目的と合致しているかどうか、実現可能かどうかなどを考えた上で提案するため、反対意見が出されても冷静に対応できることが多い。
- Level 04
- 3ができた上で、明らかに対立する意見が出されている場で、両方の意見のメリットとデメリットをわかりやすく提示し、両者(両グループ)が納得するような意見にまとめることが多くある。
- Level 05
- 4ができた上で、解決策が誰からも提示されない、難解な課題に対して、「解決を阻害する要因」「解決すべき課題の優先順位」などをわかりやすく提示し、結果的に論理的な解決策を提案することが多くある。
思考力:テーマ 2 情報を比較したり結び付けたりすることで
意思決定に役立てる力
- Level 01
- 自身にとって大切なことを決める際、意思決定に必要な情報や選択肢が具体的に示されていても、何が正解なのかがわからず困ることが多い。
- Level 02
- 自身にとって大切なことを決める際、意思決定に必要な情報や選択肢が具体的に示されていれば正解だと思うものを選択することはできる。
- Level 03
- 自身にとって大切なことを決める際、提示された情報や選択肢から選択するだけでなく、それらの情報を組み合わせたり比較検討することで、納得感の高い決定をすることができる。
- Level 04
- 3ができた上で、難しい判断をするために欠けている情報や選択肢があると考えた際は、情報の入手方法や比較検討方法を自身で考案することで、自分が決定したことを自信を持って説明することができる。
- Level 05
- 4ができた上で、自身が考案した方法を他者の重要な決定にも活用できるように修正し、汎用性の高い手法に高めることができる。
思考力:テーマ 3 物事を観察して、その本質(目的意義)を見抜く力
- Level 01
- 学校生活における活動に意義を示されてもそれが自分にとって大切なことであると認識できず、意欲的に取り組めないことが多い。
- Level 02
- 部活動、文化祭、定期試験などのいくつかの活動について、振り返りをすることによって、将来的な進路選択への影響や人間関係の構築が自分や仲間にとって大切な活動であることはなんとなくわかるが、言葉で表すことはできない。
- Level 03
- 部活動、文化祭、定期試験などのいくつかの活動について、自分の興味関心などと照らし合わせ、将来的な進路選択への影響や人間関係の構築が自分や仲間にとって大切な活動であることを自分の言葉で説明できる。
- Level 04
- 部活動、文化祭、定期試験などのいくつかの活動について、その目的意義を見出すだけでなく、なぜそういうプロセス・方法で行うのか、そこにどういう意味や狙いがあるのかを見出し、周囲に説明することがある。
- Level 05
- 4ができた上で、自分たちが参加するさまざまな活動について、周囲の生徒や教員すらも気付けないような目的意義を見出すことで、自身だけでなく周囲の仲間の意識を高めることがある。