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2024.11.22
Over the Rainbow
「生きているということ/いま生きているということ」
年末、年明け、
こどもの日などの祝日、
クリスマス・ハロウィンなどのイベント。
何か年の節目を迎えると、
「去年の今頃は」なんて思いを馳せることもあり、
そして、その過ぎ去るスピードの早さに驚くものです。
高校2学年。
今朝のHRでは全クラス一斉の英単語試験を実施。
N進学コースは先週の今頃、
ハワイ修学旅行から帰りの便に乗る出国をしていた頃です。
その「思いがけない早さ」と、
「思いのほかもう遠い記憶になり始めている自分たちの感覚」に、
驚いた朝でした。
きっと、過ぎ去るスピードの早さに驚く機会が増えてくることが、
“大人になる”ということの一つの現象なんだろうね、
という言葉が、休み時間、生徒との会話のふとした瞬間に、こぼれました。
ハワイでは、基本晴天の毎日でしたが、
雨季に入っているとのガイドもあり、
一瞬の豪雨と、晴れ間の連続であった日もありました。
そんなハワイだからこそ、
“no rain, no rainbow”
ということわざがあります。
綺麗な虹を見られるのは、雨が降ってから。
いよいよ、高2の皆さんは、「受験生」です。
困難という雨は、卒業・合格という虹を眺めるための糧になります。
でも、喜劇王チャップリンは、虹を眺めるためにもう一つ条件を提示しています。
“You’ll never find a rainbow if you’re looking down.”
虹を眺めるもう一つの条件。
そう。
それは、顔を上げること。
教材に向かうときは、うつむいているかもしれませんが、
でも、大変なときこそ、
心に抱く視線をゆっくりと上げ、前を向いてみましょう。
きっと、大きく変われる未来が、見えてきます。
一緒に、向かっていきましょうね。
あ、
期末試験まであと19日。
という、未来も。
(高校2学年:今井)