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2024.07.05

「英語コミュニケーションⅢ」の試験範囲から

皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

現在、本校の生徒たちは試験に向けて、それぞれがなすべきことを愚直に進めています。

生徒たちは、ゆめゆめ一夜漬けに頼ることのないよう、

同じ範囲を「繰り返す」ことを意識し、対策を取り始めています。

 

昨日の放課後、視聴覚室を覗くとバドミントン部の生徒たちが集合していました。

その様子がこちら。

カメラを向けると、すこしはにかんで緊張した様子の部員たち。

「いつも通りでお願いします^^」と伝えたところ、それぞれが静かに勉強をしていました。

夏の全国大会に向けて、部活も勉強も両立しているバドミントン部のみなさん、

撮影にご協力ありがとうございます。

さて、高校3年生「英語コミュニケーションⅢ」の試験範囲に、

「男性脳」「女性脳」を取り扱ったトピックがあります。

その元となった書籍がこちら。

『話を聞かない男。地図が読めない女』

アラン・ピース+バーバラ・ピース著(原題:”Why men don’t listen & women can’t read maps”)

日本で200万部、全世界で600万部、42か国でNo.1となった世界的ベストセラーです。

2001年に発売されたこの書籍、「男と女の謎」を解き明かす!と世間では大きな話題を呼びました。

男は一度に1つのことしかできない、女は方向音痴、男は女に比べて会話が下手だ、など……。

同じ人間なのに、なぜこうも男女の行動に違いがあるのか、男女の「脳」の特徴を、

誰もが思い当たる日常的な行動に結びつけてわかりやすく説明しています。

当時私も夢中になって読んだこの本を、まさか20数年後に授業で取り扱うとは思いませんでした。

「脳」といえば単語もそうですが、

「短期で覚えた知識は短期で消えていく」

のが人間の脳のメカニズムです。

「小テストや定期試験はそこそこなのに、模擬試験になるとサッパリ……。」と悩む生徒の多くは、

こうした短期記憶でテストを何とか乗り切っていることが多いです。

なまじ能力的に高くて、そこそこの点数をとれてしまうので、

「繰り返す」ことをぜひ疎かにしてほしくない、とは常々授業では伝えています。

高3生は期末試験が終わると、いよいよ9月の「基礎学力到達度テスト」の受験を迎えます。

基礎学力到達度を使い日本大学へ進学を目指す生徒、他大を受験する生徒に対しても、

添削やメンタルケアも含めて最後までサポートをしていきます。

そして、卒業後を学ぶ意欲を持った形で送り出したいと思います。

 

うだるように暑いですが、元気に夏休みを迎えましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

(高校3学年担当 英語科 大久保)