高校2学年 IP 【地球科学ゼミ】FWリレー報告

いつも目黒日本大学高等学校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

既に複数ゼミから活動報告がなされていますが、本日は【地球科学ゼミ】の活動報告をさせていただきます。

 

今年度、地球科学ゼミには31名のゼミ生が所属し、「気象災害」をテーマに探究を進めています。

気象災害というテーマの中でゼミ生に課されているのは「より良い防災・減災を考えよう」という目標。

さまざまな気象災害のメカニズムや過去の被害状況、現在行われている対策について調べ、

そのうえで自分たちなりに防災・減災について新しい提案をしてみよう！というのが今年度の目指すところです。

 

防災・減災について考えるうえで大切なのは、大雨や大雪、台風、落雷など、さまざまな気象災害について知る事。

そこで、本ゼミでは5月25日に日本大学文理学部地球科学科を訪問し、地球科学科の三隅良平教授よりさまざまな気象災害のメカニズムや被害について講義をしていただきました。

気象について勉強するのは中学校の理科以来という生徒がほとんどの中、図や映像を用いて分かりやすく解説していただきました。

飛行機に雷が落ちる瞬間の映像や実際の被害を報道したニュース記事など、身近な事例を挙げながら講義をしていただき、改めて気象災害の恐ろしさを知ることができました。

ゼミ生にとっても気象災害についての知識を得るとともに、改めて「防災・減災」の大切さを考える良い機会になったと思います。

 

ゼミ生たちはこれから、より良い防災・減災の提案に向け1年間かけて探究を進めていきます。

まだ活動は始まったばかりですが、生徒たちの柔軟な発想からどのような提案がなされるのか、いまから楽しみです！

 

(地球科学ゼミ担当　田胡）