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2021.09.03
サイエンスゼミ 東北大学の先生に教わる
本日は高校2年生の授業であるIPゼミについてご報告します。
IPゼミは,進学コースにおける本校の探究学習です。
クラス混合で自分の探究したい内容に合わせて8つのゼミに分かれて,1年間探究学習を行います。
各ゼミの中でもさらにグループに分かれて学習活動を行うため,自分の研究したい内容に合わせて学習活動を行うことができます。
本日はサイエンスゼミの生徒が東北大学の先生からの講義・インタビューを行った様子をご報告します。
このグループは「津波により海の生態系はどのように変化したか」というテーマで探究活動を行なっています。
テーマに沿ってインターネット検索していくうちに,「東北大学 大学院 生命科学研究科」の占部城太郎教授の論文を発見しました。
占部教授の論文内容は,生徒たちの研究内容に合致しており,生徒たちは占部教授にぜひインタビューしたいと考えました。
生徒たちの依頼を受け担当教員からアポイントを取ったところ,占部教授は快く引き受けてくださり,今回のインタビューにつながりました。
計画を立てる中で,「仙台に来てくれれば,津波による海の生態系の変化も案内してあげる。」と提案いただき,生徒たちも仙台に行く準備まで整えました。
しかしながら,コロナの感染状況により仙台行きは断念せざるを得なくなりました。
生徒たちもとても悔しい気持ちになりましたが,zoomを用いて占部教授からの講義やインタビューに対応していただき,探究活動を深めることができました。
東北地方での津波は海の生態系に大きな影響を与えましたが,元の生態系の形に近いところまで回復しているところもあるそうです。
今回の講義やインタビューを通じて,生徒たちが何を学び,何を感じ,そして自然科学に対してどう関わっていくのか。。
今後の授業だけでなく,生徒たちの成長も楽しみになりました。
(サイエンスゼミ担当 梶原)