Education
教育について
目黒日大で身につく3つの能力
これまでの知識重視型の勉強だけではなく、問題・課題を見つけ解決する力こそが、次世代を担う生徒たちには必要です。「問題解決力」「進路実現力」「相互理解力」をバランスよく身につけ、社会で活躍できる人材を育成します。
01 問題解決力
生徒主体の学習法で、より質の高い授業を展開し、思考力や問題解決力を養う
自身が直面している問題に対して、さまざまな情報の中から必要な情報を取り出し、自ら考え、自分なりの答えを導き出すPDSA(Plan-Do-Study-Adjust)サイクルを積み重ねます。
ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなど、多様な角度から検討し、論理的・客観的に考える活動(クリティカル・シンキング)を多く取り入れて、将来のキャリアを切り拓く力を育成します。
PDSAサイクル

目黒日本大学中学校ではPDSAサイクルを実行しています。「Plan(計画)」を「Do(実行)」し、その結果を「Study(研究)」します。さらに「Adjust(修正)」して再度、次のPlanにつなげるサイクルモデルを積み重ね、自身が直面する問題を解決する能力を身につけます。
探究学習

「単なる知識」だけではなく、「全体との関わりの中で知識をどのように使っていくか」に重点を置いています。さまざまな情報や出来事を「全体」で学習し、得た知識を主体的に判断しながら「個人」で学習します。その後、全体へフィードバックし、他者の意見や発想を共有することで、多様な人々と協働していくことができる人間を育成します。

中学3年間のテーマ例
- 1年 テーマ
-
「日本の伝統文化について」 京都・奈良フィールドワーク(宿泊行事)
(和食テーブルマナー)日本伝統文化体験
(落語や和太鼓など)
- 2年 テーマ
-
「日本の環境について」 林間学校(長野県)の実施
目黒川・多摩川の水質土壌調査
- 3年 テーマ
-
「SDGs」 1か月間の海外短期留学
発表コンクール
発表コンクールは1年間の探究学習の総仕上げです。1年生から3年生まで全員が参加し、多くの生徒が見つめる中、生徒はグループごとにスライドを用いてプレゼンテーションを行います。ときに動画を用い、ときに問いかけ、自分たちの考えを分かりやすく聞いている人に伝えることで、表現力やコミュニケーション能力を養います。

プレゼンテーション

ポスターセッション
02 進路実現力
生徒一人ひとりの目標に合わせた教育で、
卒業までしっかりサポート
個々の希望進路に対応するため、教科で得た知識と進路指導が結びつくように進路プログラムを構築しています。
生徒が習得した知識を、進学のための道具で終わらせることなく、進路先でその力を十分に発揮できるようにサポートします。
中高一貫教育
国公立・難関私大合格を目標に
国公立・難関私大の合格を勝ち取る学力を身につけさせます。下記の6か年教育の流れの通り、キャリア教育の充実により、希望する進路への進学率100%を目指します。
中高一貫 6か年教育の流れ
- 1st term 基礎充実期
-
中1・中2 学習指導 学習習慣の確立
- 授業内容を確実に定着させる
- 反復学習で基礎力を徹底的に身につける
課外学習 豊かな感性を磨く
- 豊富な校外学習による原体験
- 校外学習の気づきを、学習・将来へのモチベーション向上につなげる
- 2nd term 実力養成期
-
中3・高1 学習指導 自主・自律の促進
- 基礎を土台とした実力固め
- 先取り教育にも対応できる力を構築
- 学習内容の積極的なアウトプット
課外学習 経験を実践につなげる
- 全員参加のオーストラリア短期留学や勉強合宿への参加
- これまでの学びと成長を実践・実感する機会を提供
- 3rd term 応用発展期
-
高2・高3 学習指導 合格力の習得
- 志望校への合格に向けた授業
- 演習型授業で合格力を習得
課外学習 経験を自己実現へ
- 探究型の海外修学旅行や希望制のニュージーランド留学
- これまでの経験から、自らの方向性を形づくる
学力強化プログラム
朝のHRでの活動
- English HR
- ネイティブ教員による英語でのアクティビティです。楽しみながら英語に慣れ親しみ、コミュニケーションの大切さを学ぶ機会となります。
- 新聞学習(天声人語)/ 読書
- 文章読解力や表現力育成のため、日々文章を読み、自己の考えを文字にして表現します。また、記事を読むことで、時事問題にも関心をもつきっかけとします。

- ウィークリー課題・ウィークリーテスト
- 国数英の授業において定期課題を設定し、必ずテストで確認します。日々の学習習慣の確立と自主学習時間の確保を目的とした取り組みです。

- オンライン英会話
- タブレット端末を使ったオンライン英会話で、生きた英語を習得します。
中高一貫英語教育

- オーストラリア短期留学(全員参加)
- 中学3年間の英語教育の総仕上げとして、全員で生きた英語を感覚的に身につけていきます。

- 中長期留学プログラム
-
中長期でニュージーランドに渡り、ネイティブに囲まれて生活することで、英語力を向上させ、自立心を養い、異文化間での高いコミュニケーション能力を身につけます。
- 高校生のみ

- ケンブリッジ大学
ペンブルック・カレッジ短期留学 -
日本大学の学術交流指定校であるケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジの施設において、付属高校生が共に生活を送り、同カレッジプログラムの授業を受けます。英語を使っての表現力・伝達力の向上や国際的な感覚を身につけます。
- 高校生のみ(選抜生徒)
日本大学付属校としての取り組み

- 日本大学キャンパス見学
- 中学生のうちから日本大学の学部訪問を実施します。大学の雰囲気を体感し、実際に大学生の様子もうかがえるため、自身の進路をイメージできる行事となっています。

- 校内日本大学学部説明会
- 付属校というメリットを生かし、日本大学の各学部を校内に招いて本校の生徒を対象とした学部説明会を実施します。実際に大学の担当者から話を聞くことで、数多くある学部の中から、自身の第一志望を定めます。
- 高校生のみ
特別課外授業


国公立・私立の最難関大学や医学部への進学を希望する生徒を対象とした課外授業です。中学1年次より、難関大学の入試問題への対応力習得に焦点を絞り、演習を中心とした指導を行います。
授業は生徒による研究、講義、相互アドバイスを踏まえて、最終的に教師が指導するというスタイルです。英語は、英語的理解力、表現力を磨きます。数学は、同一の事象をさまざまな観点から数学的に解明する、数学的思考力を培います。国語は、多読、精読プログラムにより、論理的に文章を理解し、表現できる力を高めます。
- 学力習熟度の高い生徒を対象
- ICTを活用した、口頭試問や討論による指導
- 難関大学受験指導の経験豊富な教員陣による放課後の特別課外授業(英・数・国)
学習支援センター
学習習慣の定着を通じた難関大「現役合格力の養成」を目指す

- 自習エリア
-
- 学習に集中して取り組める空間を提供
- 毎日19時まで利用可能
- 個別指導コーナー
-
- 完全オーダーメイド授業で苦手克服、定期試験・受験対策を支援
- 質問コーナー
-
- 常駐しているチューターにいつでも質問可能
学習のPDSAサイクルで自学自習の習慣を身につけ、学習時間を継続的に確保し、
塾や予備校に行かずともハイレベルな学力を着実に養成します。
- 月額別途費用がかかります。
進路
国公立大や難関私大を目指し、日本大学進学も視野に
日本大学付属生だけが受験できる、基礎学力到達度テストを利用して日本大学へ進むか、日本大学の合格を保有しながら国公立大学(一般選抜)にチャレンジするか、ほかの難関私立大学を目指すか(日本大学との併願不可)を選択することができます。
学力や生徒の希望に合わせて、さまざまな進路が選べます。

03 相互理解力
他者とのコミュニケーションを通し、
自らの成長へとつなげる
授業や講習などを通じて知識を得ることも大切ですが、挨拶や礼儀、他者とのコミュニケーションの取り方、さらには相手に対する思いやりを学ぶことも必要です。本校では、部活動・委員会活動、さらには芸能活動を応援しています。
また、学校行事も大事な学びの場です。すべての生徒が一所懸命に取り組めるよう、さまざまな工夫をしています。
生徒会活動
生徒会では、全校生徒が「明るく」「忙しく」「前向きな」毎日を送れるよう、さまざまな活動の運営を通じて、かけがえのない学校生活をサポートしています。

- 文化祭・体育祭等の学校行事の運営
- 体育祭では、各委員会と協力して行事の成功をサポートします。また、生徒会から競技種目の提案も行い、その運営も行っています。自ら考え、自ら動く、そしてそれを実現させてくれる環境があります。

- その他の活動
- 生徒から寄せられた意見をもとに、学校にさまざまな提案を行うことも生徒会の役割です。実際に、新しいネクタイ・リボンのデザインを考案したり、通学用のリュックサックを導入したり、具体的に目に見える形で活動しています。