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2020.07.16
理科「在宅実験」の試み
こんにちは。
本日は中学2学年で実施した「在宅実験」について書かせていただきます!
少し長いですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
本校の中学部理科の授業では、実験や演習を多く取り入れています。
しかし、今年度1学期は感染症対策のため、理科室での実験ができない状況でした。
また、分散登校・オンライン授業の実施により対面授業の回数も少なく、実験演示も難しい状況でした。
そこで「在宅実験」を考案・実施してみることに……!
材料は自宅にあるもの・身近なもの、生徒が1人でもできる安全な操作……
紙ベースでのレポートではなく、提出が安易なClassinoteも活用しました。
今回の実験テーマは「唾液のはたらき」!!
Classinoteに沿って実験を進めていくことで、手順ごとに予想や結果を入力できるように工夫をしています。(写真③~⑥)
生徒はiPadを用いているので、結果には写真も載せるようにしました。(写真⑥)
実験に対する考察や感想も各自書き、提出後、クラス内で結果や考察の共有を行いました。
その後、この実験を踏まえ、消化や消化酵素、吸収などについて授業を展開。
楽しんで実験をした生徒が多く、自分の手を動かし、実際に変化を観察したことで理解を深めることができました。
また、今回の在宅実験を通して、身近にあるもので科学に触れられたことに感動し、興味を持った生徒が非常に多く、「理科」を身近に感じるためのとても良い機会になりました。
今年度は思うように実験ができない分、「身近なもの」に焦点を当てた実験展開を行っていきます。
2学期は何をしましょうか…。私の夏の課題です。
本日は、最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
引き続き、本校のブログをよろしくお願いいたします。
(理科 斎藤)